The Boutonniere: Style in One's Lapel
Umberto Angeloni of Brioni /著 UNIVERSE/刊


ジャケットのラペルのフラワーホールに花を挿すのは、昔から紳士の装いにおける、最後の仕上げだったようである。この本は往年のハリウッドスターや現在の英国王室の人々等の写真を織り交ぜながら、ラペルに挿す花のコーディネートを紹介している。ちょっと花を挿すだけで優雅で洒落た気分になるのは、プライヴェートな記念日などのイベント時にやってみるだけでも実感できる。そんなときに役立つ本。


Men's Fashion: The Complete Sourcebook
JOHN PEACOCK/著  THAMES AND HUDSON/刊

1700年代〜1990年代までの男子服飾をイラストで紹介した本。服飾の歴史をビジュアルで辿るにはとても参考になる。様々な時代のファッションをイラストで時系列で見ることが出来る貴重な本といえる。これもどちらかというとプロの人達が利用する目的の一冊。


英国王室御用達 
THE ROYAL WARRANT IN LONDON
小学館/刊

英国王室に長く商品を納めた実績のある業者にのみ英国王室が使用を認めている
「ROYAL WARRANT」。これを掲げる、イギリスの素晴らしい名店が紹介されている本。紳士服、礼服から始まり、女性服、革製品、宝石、雑貨、香水、文具から釣具や猟銃、古書や花といった店まで幅広く紹介しており、その店々の素晴らしい品々は、英国王室の暮らしぶりを垣間見させてくれるような気分になる。正統な英国ファッションや文化をきちんと知っておきたい方にはお薦めの一冊。


「紳士」と呼ばせる服装術―靴からタキシードまで
落合正勝/著  小学館/刊

落合正勝氏が著した、「正しい服装」のために、どんなアイテムを選べばよいか、ひとつひとつその選び方を示しながら、具体的な商品を例にあげて紹介している本。数多のブランドの中からどの商品を選ぶか、本物を見極める眼をもてるよう、ひとつひとつ説明されているこの本からは、スタイルに拘らなくとも、どこに出ても恥ずかしくない紳士になるための物の選び方を享受することができる。


紳士のブランド もちもののものさし
落合正勝/著  小学館/刊

本当の大人が装うべき服装、そうした印象が伝わってくるような大人の男性のための服飾アイテムが紹介された一冊。落合氏ならではの正しい選択眼により紹介される数々のアイテムはどれも上質で、過剰な主張はせず、それでいて素晴らしい品々ばかり。上記「「紳士」と呼ばせる服装術」とともに持っていれば、何かきちんとした服装の必要に迫られたときやきちんとしたアイテムが欲しいときなどに大いに役立つであろう。








  ← Previous Page                           Next Page →           


All Contents Copyright (C) 2009 ESKY