Column 3. Co-respondent Shoes コーレスポンデント・シューズ ![]() |
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1930年代のスタイルにおいてハズせないアイテムに、コーレスポンデント・シューズというのがある。判りやすく言うとコンビネーション・シューズのことで、またの呼び名をスペクテイターシューズとも呼ばれたりしている靴である。![]() ![]() しかしながら、座ったときなどに足元に見えるコンビネーション・シューズのカラーリングは、エレガントな中にもちょっとだけ艶っ気や毒っ気があり、独特のバサラなムードを醸し出す。この雰囲気こそが、このスタイルの醍醐味でもあり、当時の最も洒落者だった人々が漂わせたエレガントさでもあるのではないだろうか。このスタイルの嗜好者やこのスタイルにご興味のある紳士諸兄には是非とも履いていただきたい靴と言えよう。下の画像は当時のオールドマガジンから。カラーの左のものは、靴のトゥ部分、アイレット部分、ヒールカウンター部分の色目とホーズ、トラウザーズの色目がブラウンの同系色の濃淡でまとめている。右の画像はモノクロだが、恐らくカラーリングは黒×白、またはネイビー×白といった感じのカラーリングだろう。あわせるトラウザーズはリネンあたりの素材のものでナチュラルカラーのものがしっくりくるのではないか。いずれも参考になる、素敵な足元の装いである。 ![]() ![]() |
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《 加筆・修正 》 | |
以前本文に明記していた表記について、靴・時計に関して博識のあるジャーナリストの井伊正紀氏より、コーレスポンデント・シューズとスペクテイター・シューズに関する呼ばれ方のニュアンスの違いについてアドバイスをいただきましたので本文中に加筆・修正をいたしました。貴重な情報をご提供いただきました井伊様にこの場をお借りして改めまして御礼申し上げます。(2005年6月20日加筆・修正) |
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