Room No.5


γ氏のコーレスポンデントシューズコレクションと
デタッチャブル・カラー・シャツコレクション ◆





γ(ガンマ)氏なる方よりコレスポンデント・シューズのコレクションと、デタッチャブル・カラー・シャツのコレクションの画像をいただいた。私の人違いでなければ、γ氏とは以前3年程前に一度だけ当時のDraper's Benchでお会いした記憶がある。たしか沖坂氏より、コンビネーション・シューズの好きな方というふれこみでご紹介いただいたような気がする。その後青山のロイド・フットウエアのU氏とのお話の中でもγ氏のことが話題に上ったことがあり、ヴィンテージショップやシューズショップのスタッフの間では、ちょっとした靴好き(それもコレスポンデント中心の)ということで有名な方のようだ。


圧巻のシューズ・コレクション。特にブーツが3足もあるのには驚かされた。
流石に昨今は靴好きの方は増えてきたとはいえ、コーレスポンデントのコレクションを公開できる方は前回のスーツ馬鹿氏といい、今回のγ氏といい、なかなかいらっしゃらないであろう。またそんな稀有な方が頻繁に登場するのもこのサイトぐらいであろうか(笑)。

上の3足はいずれもヴィンテージ。ブーツはPOACHERで購入したという1900年代初頭のもの。博物館級のアイテムである。右の白×黒のコンビネーションは1950年代のもの。「JAZZ SHOES」の俗称がぴったり似合いそうな一足。50年代のものにしてはラインが繊細で美しく、40sや30sの雰囲気も感じさせる。その下の茶×メッシュのコンビネーションはドイツ製とのこと。年代は不明だが、映画「Swing Kids」をイメージさせる一足。いずれも非常にコンディションの良さそうな素晴らしい品々である。


ボタンナップ・ブーツ。洒落者、エルキュール・ポアロを彷彿させる2足である。右の黒×グレーは、ボストン・テーラーで購入したというエンツォ・ボナフェのもの。左の黒×黒スエードはワールドフットウエアギャラリーで購入したという、LOBBSのものとのこと。


さて、そんなγ氏はシャツも古式ゆかしいデタッチャブル・カラー・シャツを愛用している。左のブルーと真中のベージュは銀座の老舗・ナカヤにてオーダーされたもの。右の白いドレスシャツは、プルオーバーのスタイルで、ボストン・テーラーにてオーダーされたもの。

取り外しの可能なカラーは、ラウンドカラーやナロー・スプレッドのものなどバリエーション豊富に揃えていらっしゃった。これだけあるとシャツの装いの幅も広がり、さぞ愉しいであろう。





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